意識の高い公務員のブログ

政令市で働く地方公務員のブログ(出向は役所のみ)。自治体職員にも民間の経営感覚が必要とされています。

学校で教えること―プログラミング、歴史について―

学習指導要領は変わる。

私が小学生の頃は英語もプログラミングも習わなかった。

高校で歴史総合といって日本史と世界史を横で学ぶこともなかった。

というわけで、これらの教育について考えてみる。

 

まず、プログラミングについて。基本的なことだが、プログラミングとはコンピュータにやらせることを考えることである。で、この「コンピュータにやらせること」をプログラムという。学芸会のプログラムは学生がやることである。同じような意味で考えていい。

そして、プログラミングに似た言葉に「コーディング」というのがある。小学校ではScratchというソフトを利用してプログラミングを学習しているようだが、これはプログラミングであってコーディングではない。コーディングとは、「プログラミング言語を書いて、プログラミングすること」である。

Scratchはコードを書く必要がない。iに3を加えたいとき、

「i+=3」と書くのがコーディングで、「【iに○加える】と書いてある画面の○の部分に3」と書くのがScratchのプログラミングである(これScratchの実物見たことある人じゃないと分からない説明かもしれない)。

小学生でプログラミングをやるなら中学校でコーディングをやらないと意味がないと私は思う。なぜなら、大人になったらコーディングができる必要があるからだ。

 

次に歴史について。近現代史は日本史と世界史を一緒に学ぶらしい。これを歴史総合と呼ぶとか。確かに、江戸時代までは日本史と世界史を分けていてもなんとか学習できるが、明治時代からは日本史も世界史の一部と考えるべきだと思う。まぁ世界史を日本史の一部としてもいい。ただ、世界の動きの一部として日本の歴史を理解することは重要だ。

例えば「日ソ共同宣言」はなぜ「共同宣言」なのか。それがわからないと北方領土の問題もわからない。そもそもサンフランシスコ平和条約が何なのかわからないと、日ソ共同宣言もわからない。これまでの高校歴史は雑学王養成科目になっていたので、覚えることが多く、近現代史はやる時間がなかった(私の高校でも近現代史は速足だった)。本当は近現代史こそ重要かつ面白いのに。

英語も重要かもしれないが、グローバルだのなんだの言うなら海外の言葉だけじゃなく文化や歴史を学ばないといけない。特に宗教は日本にはなじみがないが、海外では何らかの宗教を信仰している人が多い。ローマはキリスト教なのに天皇がいる日本は天皇教という宗教がない。強いて言うなら憲法9条教というのがあるかもしれない。

自国と他国の歴史を学ぶことは重要になってくると思う。