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意識の高い公務員のブログ

政令市で働く地方公務員のブログ(出向は役所のみ)。自治体職員にも民間の経営感覚が必要とされています。

経営本には載っていない公務員が覚えておくべきフレームワークその2

 今回も私が作ったフレームワークのご紹介。

 

名付けて…「NE分析」(エヌイー分析)

 

はい、ではどういうものか説明していきます。

 

まず、このフレームワークは今のところ、ふるさと納税の返礼品を考えるときに使えると私は考えています。

さて、ふるさと納税の返礼品を考える際、役所の職員はどういうことを考えているでしょうか?ズバリ、「うちの市の魅力って何だろう」というのを考えています。

これって常に考えてませんか?観光にしろ、シティプロモーションにしろふるさと納税にしろ…常に、「うちの市の魅力は何か」という枠(フレームワーク)に囚われて、結局答えが出せていない自治体が多い。じゃあ、その枠を、型を破りましょう。

「NE分析」では、ある個人がその市で成人するまでに、「何が必要で」「何をけいけんするか」を分析します。

N:Need

E:Experience

 

では、例をあげましょう。

【必要】

・両親、兄弟

・お金

・住む家

・その他

【経験】

・小・中学校、高校、大学、など学ぶ場所

・公園、池、など遊ぶ場所

・その他

 

とまぁ、こんな感じです。このうち、まだふるさとに残っているもののみ抽出します。すると例えばお金なんかは消えますね。そして、返礼品をこれらに関するものから考えます。

【例1】ふるさと納税をすれば、ふるさとに置いてきた高齢の両親にボケ防止の介護サービスを受けさせることができる。

【例2】ふるさと納税をすれば、ふるさとに置いてきた空き家の管理をしてもらえる。

【例3】ふるさと納税をすれば、古くなって取り壊す小学校や公園の思い出の備品がもらえる。

 

ここで重要なのが、あくまで「個人を狙い撃つ」ことです。例を挙げると、

×「ふるさと納税を小学校の改修費に充当します。」

○「ふるさと納税を小学校の解体費に充当し、出てきた備品をプレゼントします。」

ということ。

ふるさとの発展に興味がある人種が多い国なら別ですが、日本はそんな国じゃありません。そこは人間のややキタナイところを見て、「自分のためになる!」という返礼品を考え出すのです。

なお、例1と例2はやっている自治体があります。というか、その事例を斜めに見てリバースエンジニアリングしたのがこのフレームワークです(笑)

ちなみに、このフレームワークの名前ですが「所有物分析」という名前にするか迷いました。まぁ、名前なんて大きな問題じゃないです。視点を少し変えてみれば、良いものが見えるかもしれませんってことで、お願いします。