意識の高い公務員のブログ

政令市で働く地方公務員のブログ(出向は役所のみ)。自治体職員にも民間の経営感覚が必要とされています。

公務員のブルーオーシャン戦略

ブルーオーシャン戦略とは、日本語に直すと「一発屋」戦略である。ただし模倣困難な事業を成し遂げた場合、1人で勝ち逃げできる戦略でもある。

 

1 ブルーオーシャンとは

 ブルーオーシャンとはイノベーションを起こした者だけが泳げる平和な青い海のことである。つまり、競合だらけで勝ち進んでいくのが難しいレッドオーシャンで勝負をせず、競合がいない(=今まで発想の無かった)青い海を支配し、勝利をもぎ取れということである。例としてよく任天堂Wiiが挙げられるが、これは十字キーとボタンのコントローラーをリモコン型にしたり、家族で遊べるゲームを出したり、値段を据え置きにするなど今までにない発想のゲームを売り出し、ゲーム市場のヘゲモニーを握ったということである。

 

2 公務員世界での使い方

 まずブルーオーシャン戦略の考え方だが、「既存のものを削る」というものがある。ブルーオーシャン戦略の成功例としてQBハウスが挙げられるが、これは散髪屋のサービスを削りまくり、代わりに安くしたというものである。たまに後付けだと批判されるが、経営のフレームワークなんてほとんど後付け(事例研究から導いたもの)であるので、その批判は間違っている。

 さて、では公務員では何を削るかだが、社会保障費は削れない。いちばん金を食っているのは社会保障費なのに削れないとはなんてことだろうか。まぁ、仮に社会保障費を削ったとしたら暴動が起きて、本当に血が流れる(レッドオーシャン)かもしれない。

 公務員においては、「削る」というのは規制緩和や手続きの簡略化と考えるのが良いだろう。他市がやったことのない規制緩和により、工場が増えて固定資産税が取れるかもしれないし、商店街が活性化して自治体内の経済が潤うかもしれない。また、入所の際の筆記試験を削って面接を増やし、優秀な人材を確保するということも考えられる。